集中力

練習試合後、初の丸亀教室の稽古でした。
試合に出ていた子が、みんな良い顔をしてやってきました。

唯一人の入賞者となったはるせは、普段から集中力の高い稽古が出来ています。
そんな中、さきに良い変化が見られました。
整列時からキビキビ動けており、幼い子のお世話なども積極的にしてくれるようになりました。
試合という場を経験することで、このように良い変化をしてくれる子が多く見られます。
練習試合をして良かったなと強く思います。

「さて、明日は支部内練習試合です。
 勝ち負けや、試合内容等に様々な感情が沸きあがるかと思います。  保護者のみなさま、目先のことにとらわれないようにして下さい。
 親が先に諦めたら、子はいつまでも成長できません。」

上記は、練習試合前日の7月10日に書いたブログの最後の4行です。

トーナメント表を見て、初戦の相手が体の大きい子や、外の試合で入賞経験のある子だと知った時。

~蠎蠅眛韻舷祐屬澄今までの稽古を思い出してがんばれ!
△△泙蠡領呂鮖箸錣覆い茲Δ砲靴討錣兇班蕕韻董敗者復活の方で3位を目指しなさい。
これでは勝てるわけない。なんで弱い子にしてくれなかったんや!先生に文句言ってやる!

道場の方針を理解して下さっている方は,任靴腓Α
でも、中には△筬の人もいて…

△離▲疋丱ぅ垢鮨燭房?韻董■外未貌?泙靴燭箸靴泙靴腓Α
その銅メダルに、一体何の価値があるというのでしょうか。

目の前の状況に、子供は「押忍」で耐え忍ぶ。
肝心の保護者が目先の利にとらわれて、感情的になってしまっては…

私は空手の先生の顔をしている時は、分かりやすい表情をするようにしています。
空手指導者として、道場生が成長できるように、一人ひとりと接しているつもりです。

それを、保護者の方が真に受けられているとかいうお話を聞きました。

あの子は笑顔で褒められたのに、うちの子には厳しい表情で対応していた。
うちの子は嫌われているに違いない、と…。

先日の練習試合では、期待の大きい子やこの後に大一番を控えている子にはそう簡単に甘い顔をしませんでした。

なぜか?

成長してほしいから。

この練習試合が本番ではないから。

私は組手の時、目線のフェイントをよく使います。
目線だけでなく、フェイント自体をよく使うのかもしれません。
かっこよく言うと、虚実を織り交ぜた組手☆
いや、そんな大そうな組手ではないんですが★
私の組手の理想形です。

私の表情を真に受けている保護者の方。
目線が顔に向いているから上段廻し蹴りだとは限りません。
上段を蹴ると見せかけた、落とす中段廻し蹴りかも☆

私が空手の先生をしている時、表情が感情とイコールだとは限りません。
保護者のみなさまにはご理解をよろしくお願い致します。