石上十年

今日の午前中は、月末の事務仕事を。
来月から消費税が変わるので、事務処理がややこしくなります★
みなさんも同じですよね。
慣れるまで大変だと思いますが、頑張るしかないです☆

       

さて。
夕方からは丸亀南道場へ。
子どもクラス、
今日は修学旅行に行っている子と、
病欠の子が多数。
結果、いつもの約半数の出席となりました(泣
と、言いましても、
いつも通り楽しく稽古!
基本稽古をじっくり練って、
型を磨いて、
上段突きと金的蹴りありの組手を稽古しました。
(もちろん、安全の為にライトタッチか寸止め方式です)
技術としては、平安その5で学ぶ技術です。
試合のルールはあくまでも試合のルールでありまして、
護身術として使える技術を学ぶのが、空手の稽古だと私の道場では考えています。
実際問題、型を覚えるだけでも大変で、
それを使える技術にまで昇華させるのは本当に難しいです。

       

技術を習得するのも大切ですが、
もっと大切な事は、
出来なくても諦めない心を磨く事です。
ちょっとやって出来なくて、驚くほど早期に諦めてしまう子が毎年数名います・・・

       

「努力は実る」とか、
「やれば出来る」という言葉があります。

       

裏を返せば、
努力したのに実らなかったとか言うのは、
実るまでの努力をしていないという事。

       

また、
出来るまでやるから、やれば出来るになるという事。
       

これを本当の意味で教える事が出来るのは、
実は親しかいません。

       
子どもの成果の99%は、
実は、親の力です。

       

   
「石の上にも三年」という言葉がありますが、
極真空手創始者の故・大山倍達総裁は、
「石上十年」と色紙に書かれておりました。

       

中国の格言に、

       

10年、偉大なり。
20年、恐るべし。
30年、歴史になる。
50年、神の如し。

       

というものがあるそうです。
まず10年。
その位の気持ちを持って、
ある時は厳しく叱責する時も必要かと思いますし、
時にはお子さんの成長をじっくりと待つ時も必要です。
絵にかいたように、確実に右肩上がりで成長を続ける方が奇跡です。

       
「話せば分かる」なんてことは必ずしもありません。
話をしても分かりあえない事は多々です。
だって、人間だもの。

       
でも、親子では違う感覚・感情があります。

       
待ちましょう。

       

10年やってみる。
そのぐらいの心の余裕。
そして、そこからがスタートと思える心。

       

お子さんを真に愛しているなら、
親は、その心を備えておかなければなりません。

       
愛とは、「待つ事」である。
昔、どこかで聞きました。

       
私は大学で教職課程を取っていませんし、
教育の専門知識の単位も取得していません。
学歴上、教育という事に関しては素人です。
その分、個人的にセミナーを受講したり、
その分野の本はかなりの数を読破していると思います。
何よりも、3人の息子がいます。
息子たちから毎日たくさんの事を学んでいます。
今も日々進化中です。
人の親になる経験、本当に大切だと毎日のように感じています。

       
お悩みの保護者さま方、
一緒に悩んで、一緒に進化していきましょう。
正解を明日に求めるのではなく、10年先に幸せな生活を過ごしていられるように。