迷ったら原点回帰が一番の近道

当道場のキッズビギナークラスは、
年間を通して稽古スケジュールがプログラムされています。

       

まず第一に習得して頂く事が、
「よく見る・よく聞く」が、年齢相応に出来るようになる事。

       

「ふざける」と「楽しむ」の意味の違いを、
真に理解できるようになってもらう事。

       

そして、
体を動かす事の楽しさ、汗をかくことの気持ちよさを体感してもらう事。
一緒に稽古している友達と仲良く過ごす事が出来る事。
先生や先輩に礼儀正しく接する事が出来る事。

       

上記、昭和の人間にとっては全て当然のことではありますが、
今のお子さんたちは、全く出来ない子が多数見られます・・・
教育の質が変わってきているのでしょうか。

       

で、技術については、
まずは礼法。
3つの立ち方、立礼、正座、座礼です。
基本稽古は、手技7種類と足技7種類に限定して、完全習得を目指します。
移動稽古は、手技は前屈立ちの技4種類、後屈立ちの技1種類、
足技は前屈立ち3種類と騎馬立ちの技2種類の、
合計で10種類の技に絞っての完全習得を目指して頂きます。
型は、太極その1~3を。

       

体力強化は、4種類のストレッチと腹筋運動に力を入れています。
腕や足の筋力強化については、この段階ではまだ必要ではないので、
楽しく出来る範囲に留めています。

       

上記の事を、
3月から9月までの7か月間で一通り終わるようにしています。
10月から何をするのかと言いますと、
2周目に入ります☆
また基礎の基礎からやり直します。
1周目で習得が不十分だったところをしっかり見直していきます。
秋から新入門する方も多いので、ちょうど良いのです。
2周目は、10月から1月の4か月で終わります。
1周目より、ハイペースで行います。
1周目と違う所は、組手の稽古が始まる事です。
(例年だと12月から)
2月は白帯段階の総復習と、組手の技術アップの時期になります。
3月から、キッズクラスに移れる子は移行となりまして、
幼いお子さんは、もう一年ビギナークラスを受講する形になっていきます。

       

長々と書き連ねましたが、このような稽古指導をしております。
毎年の秋ですが、
残念な理由での退会者が多いです★

       

型が覚えられないといって子どもが行きたがらない、
組手が怖いといって子どもが行きたがらない、
しんどいからと言って子どもが行きたがらない・・・

       

春・秋は、心身の調子を崩す人が多い季節です。
日常生活での失敗が多い子(忘れ物、遅刻、おもらし)、
コミュニケーション能力に少々問題があるのかなと思われる子は、
特にその傾向が高いように思われます。

       

今年は暑い日と寒い日の差が激しかったり、
もう10月になるというのに30℃超の日が続いたり、
台風が頻繁にやってきたりと、
体調を崩す理由がたくさんあります。

       

今月、残念な理由での退会者が凄く多くて悲しいです。
良い言葉を見つけましたので、下に紹介します。
少しずつの努力の積み重ねが、後に絶対的な力になります。
継続こそが、力をつける唯一の方法です。
でも、しんどかったら少し休んでも良いと思います。
ズル休みも、後の人生の中で良い経験だったといえる時が来るかもしれません。

       

オレンジ帯、青帯で行き詰っている子、
実は、白帯段階の技術の中で、習得出来ていないものがあるからかもしれません。
ビギナークラスに戻ってみるのも良いですよ。

       

       

多くの方は、涼しくなってきて快適に稽古出来る季節になっています。
今日も朝練から始まり、夕方からも幼児から壮年のみなさんまで、
空手の稽古を楽しんで頂きました♪

       

       

ゼネ後の筋トレタイム、この最近はクロスフィット風のサーキットトレーニングを。
短時間で完全燃焼出来て良い感じですね☆
寒い間、このメニューで頑張りましょう!

       

さて。
福井県空手道錬成大会の参加者を募集中です。
(11/17、越前市武道館)
香川からですと、約440km。
車だと4時間半、電車だと3時間半ぐらいで行けるようです。
いま現在、3名の申込み書をお預かりしていますので、
私も福井大会に同行いたします。
北陸地区の選手との対戦になりますので、
初対戦の相手ばかりになるかと思います。
参加する方、もういませんか?

       

       


※ 支部内締め切り日:10/20