防具について

今週の木曜日から、各道場で昇級審査が始まります。
今回に限定したモノになるのか、
しばらくの間はこの形式になるのかは今は分かりませんが、
稽古と並行して行う方式になります。
7/2(木)の高松東道場と、
7/4(土)の高松西道場ですが、
ビギナークラスは平常通り行います。

その後から、審査会と稽古を並行して行います。

        

さて。
軽量薄手道着のご注文が増えています☆
「どのように注文すれば良いのですか?」とのご質問がありました。
道場で私や各先生に、
口頭でご注文頂いても構いませんし、
LINEやメールでのご注文でも可です。
注文時であれば、氏名のネーム刺繍の注文も出来ます。

        

ヘッドガードや拳・足・膝のサポーター類は、新極真会の公認商品があります。
高品質な商品なので、公認されています。
こちらも、道場で購入頂けます。

        

壮年の方には、プラスアルファして、
肘サポーターの着用をお勧めしています。
こちらは公認商品はありませんが、
私のおススメとして、

上から2番目のモノを紹介します。
私も長年使っています。
上の写真内でもありますし、ネットで探すともっと安価な肘サポーターが見つかります。
30年以上空手をしている私の意見ですが、
安くて良いという品はありません。
安いモノは、その価格に相応した品質や耐久度です。
値段に沿って、品質や耐久度が上がります。
改めて書く事でもなく、少し考えれば当たり前の事なんですが。
※ちなみに、私の道場では組手稽古で肘打ちを使いたい方は、
 肘サポーター着用を必須としています。
 肘サポ無しでの肘打ちは、ダメージが大きすぎるのでスパーではNGです。

        

組手・スパーリングが中心のクラスに参加の場合、
公認の拳サポーターではなく、道場で定めたグローブ着用で稽古参加して頂きます。
今の道場生のみなさんには想像しづらいかもしれませんが、
昔は素手で組手をやってました。
これはこの良さもあるのですが、長時間に多数の組手を行うと、
ダメージの蓄積が多くなりますし、ケガも頻出します・・・

        

という事で、
拳サポーターを使う事になりましたが、
長く使うと拳サポーターが劣化します。
最近の大会では、劣化したサポーターを着けて試合場に上がりますと「失格」になります★
戦う前に負けてしまうんです。

        

そんな事もあり、ある程度のレベルに達した方は、
拳サポーターは試合や審査会の時だけに使うものとして、
キレイな状態で保存して頂く。
普段の稽古や練習では、
私が使用して安全性を確認したオープンフィンガーグローブの使用をおススメしています。
※2年使っていますので、大分劣化してます(汗

        

アンコが柔らかく、かつ分厚い。
指もとても動かしやすい。
この系統のグローブの中で、最も安価である。
※上に、安くて良い品は無いと書きました。
 このグローブよりも良いモノはありますが、価格がかなり上がります。
 コスパを考えて、このグローブが一番だと私は感じました。

        
たくさんのオープンフィンガーグローブを見て・使ってきた結果、
ここに落ち着きました。
拳サポーターよりもダメージは無いが、
痛みを全く感じないようなモノでもありません。
当たればそれなりに痛いです。
タイミングよく急所に入れば、一本も取れます。
ですが、骨折したり等の大ダメージにはなりません。
非常に優れたグローブだと私は思います。

        

女子向けのサポーターとして、
チェストガードとアンダーガードがあります。
アンダーガードは、男子のファールカップと同じようなモノなかな?と思いますが、
ファールカップのように、頑丈なカップで股間を守られているモノではないようです。
「ようです」というのは、
私自身が使用した事が無い、というか女性用の防具なので★
自身が使用して良いと思うモノしか、私の道場では販売していません。
道着も、サポーターも。
となると、女性用のモノは販売しないのか?となってしまいますよね・・・

        

女性用のモノだけは、聞いた話の上で販売しております。
私が使った事が無いモノばかりですので★
幸い、私の道場には女性の先生が複数在籍してくれています。
ナンバー2の師範代が女性ですし、
正指導員に女性がいますし、準指導員にも女性がいます。
この女性たち、試合経験がかなり豊富ですし、
高いレベルの大会で、好成績をたくさん残しているみなさんです♪
ですので、
女性の道場生のみなさんは、女性の黒帯のみなさんに聞いて頂くのが良いのかも知れません。

道場としましては、チェストガードは一番上の商品を推奨品としています。

        

新極真会は、武道空手の団体です。
基本・移動・型はもちろん重視しますが、
フルコンタクト制での組手稽古を行う事で心身を鍛錬します。
ですが、安全性はもちろん重視しています。
この、一見すると矛盾するように思われる事ですが、
攻撃する部位(拳や足)に、ダメージを軽減する防具を着ける事で安全性を高めています。
打たれる部分に防具を着けると、
武術として最も大切な、「防御」「受け」の技術が疎かになります。
痛みや恐怖を感じないのだから、当然の事となります。
安全性は確保しながらも、「打たれれば痛い」という状況は残しています。

        
だからこそ、強い心と強い体を得る事が出来るのです。

        
※一般部以外の頭部はヘッドガード着用が必須ですし、
 女性は胸部を守るプロテクターの着用を推奨しています。

        

今日は防具についてお話させて頂きました。
ご参考まで。

        

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