本日は午前中に高松西道場にて振り替え稽古でした。
試合の翌日ですが、2クラスに分かれて多数のみなさんが稽古に来てくれました。
子どものクラスでは普段からよくお話をしますが、
今日は昨日の試合を終えて、
両クラスとも冒頭にとても大切なお話をさせて頂きました。
挨拶・返事と正座・黙想がなぜ大切なのかというお話です。
稽古の中に無駄な時間はありません。
これからも頑張りましょう!
人は、認めてくれて、導いてくれる人が近くに居ると大きく成長します。
試合結果は、個々により様々だったと思います。
その結果を受け入れ、お子さんの現状の力を認識しましょう。
私が審判をしていたコートでは、
名前をコールされた時に、きちんと返事が出来ない子はみんな負けていました。
なぜ負けるのか?
それは、「返事が出来ないから」です。
まずは返事が出来るように、です。
そして挨拶が自分から出来るように。
「躾(しつけ)」という言葉があります。
意味、ご存じでしょうか?
躾とは、「挨拶・返事・後始末が出来るように導く事」なのです。
そして、子に躾を行うのは、親の義務なのです。
今回の大会に参加して、
お子さんの不甲斐ない姿を目の当たりにして激怒した方もいるかもしれません。
また、残念で悲しい気持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれは、親自身が今までお子さんを育ててきた結果なのです。
「現在は過去の結果。」
そして、
「未来は現在の結果。」です。
まずは現状を認めましょう。
そして、
子の成長を願うなら、実は親の成長も必要になるのです。
親子で共に成長して行きましょう。
過去に何度も書いていますが、
試合が始まるまでは結果重視で備え、
試合後は、
結果はどうでも良い事になりまして、内容重視に変わります。
良い勝ち方があるし、良い負け方もあります。
反対に、
悪い勝ち方で優勝してしまうような事もあります。
ですので、
私の道場では結果は重視せず、
内容の方を重視して指導に当たっています。
今日、子供たちには伝えました。
心・技・体の順で考えてもらうと分かりやすいと思います。
まずは心です。
そして正しい空手の技術で勝負をする。
体格の大きさや勢いだけで勝っているようではいけません。
その勝ち方をしている人は、
自分よりももっと大きな人や、
もっとフィジカルに勝る人には絶対に勝てませんから。
結果重視ではなく、
「良い行いや良い思考」が当たり前に出来るように、
心を磨く事を重視して、
「内容重視」で私の道場では導いております。
親が認めてくれて、親が導いてあげる事がお子さんを一番強くします。
親がしてあげられない事は、外注すれば良いのです。
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時に保護者様に向けても厳しい事を書いてしまうのが私の悪い癖だと自覚していますが、
お預かりしている大切なお子さんが、
強く逞しく育つためには、
本当の事をお伝えする事が大切な事だと考えています。
ご理解の程宜しくお願い致します。