前日

前日準備のお手伝い、ありがとうございました。

私一人なら3~4時間かかったであろう作業が、僅か一時間で終了することが出来ました。

参加賞の「おいり」です。

讃岐では婚礼などのおめでたい席で振る舞われる縁起物です。

ぜひご賞味下さい。

 

白帯対象のビギナークラス。

オレンジから青帯の、低学年対象のキッズクラス。

ジュニアクラスは、運動量をかなり少なめの稽古進行としました。

何を稽古したかと言いますと、「道場訓」を。

読み方から始まり、意味の説明をして。

そして「暗唱」へと。

しんた君が抜群の記憶力を発揮し、僅か10分で全て暗唱できるようになりました🎵

他のみなさんは、

みなさんの名誉のために伏せておきます(笑)

 

人間関係が上手く行かない人。

どこに行っても仲間外れになってしまう人。

 

道場訓を理解し、道場訓にあるように行動すれば良いのかと私は思います。

特に4番目です。

「長上を敬し 粗暴の振る舞いを慎むこと」

これが出来ない人は、道場にも居られなくなるし、学校や職場でも居場所がなくなります。

 

目上の人に楯突く。

周辺の人や後輩に言葉の暴力をぶつける。

本人はそれに対し何の罪悪感も持たない。

組手の稽古時、自分より実力が明らかに下の人に対し、強烈な打撃を与えようとする。

それを防御されると異常なまでに激怒したり、

ルールを超えた攻撃を行う。

また、自分勝手な思い込みで行動し、

それが間違いだと指摘されたら激怒。

場合によっては号泣。

そして、いずれの場合も素直に謝罪が出来ない。

 

私、残念ながらたくさん見てきました。

こういう人を「サイコパス」というそうです。

私の道場では、こういう人は消えていきました。

というか、居られなくなるようにしています。

 

中学生以上対象のゼネラルクラス。

今日、ジュニアクラスの子どもたちに道場訓の意味を分かりやすく説明しました。

改めて、自分自身も勉強になりました。

約40年唱えてきた文言ですが、

人が生きていく上で本当に大切な事を教えてくれています。

ある師範は、「黒帯になるために必要な教え」と言われていました。

またある師範は、「これが全て出来る人が世界チャンピオンになるんだ」と。

コロナ禍になり、道場内での発声を減らすために道場訓の唱和を控えていました。

今後は以前のように戻して行きたいと思います。

子どもたち、頑張って覚えて下さいね☆