令和6年 春季昇級審査会

子ども&大人の白帯の部。

子ども橙帯&青帯の部

午後からは、大人色帯と子ども黄帯以上の部。

基本稽古から、私が師から学んだ技術を正統に継承できるように審査科目を制定しています。

体力審査は、極真空手創始者の大山倍達総裁が制定した科目を忠実に。

拳立て伏せから始まり、棒飛び、ボール蹴りへと。

型は、空手道から学ぶ精神性と実戦性と体育を示す、大切な教科書です。

そこから学ぶ身体操作・技術・精神性、決して疎かにしません。

型武道では学ぶことができない、「実戦組手」は最も大切な修行となります。

防具無し・寸止め無しで行う「リアリティー組手」だからこそ、

真の防御技術が身に付きます。

ラグビーとアメフトの違いのようなものです。

ルールの違いはありますが、

防具無しがラグビー、防具ありがアメフトです。

ケガは、圧倒的に防具ありのアメフトが多いという統計があります。

防具付きだから安全というのでは無いのです。

 

防具無しのラグビーや我々の空手では、防御をミスした時のために、

「身体の鍛錬」が必須になります。

日々の稽古で必ずしっかり行います。

選手クラスでは、転倒した時の為に各種の受け身の稽古を毎回行っています。

体幹トレーニングも多種多様に行っています。

だから、ハードコンタクトでもケガをしないのです。

 

 

人生の大先輩であるSさんが、

1級取得に向けて稽古されてきました。

そして、本日の昇級審査に挑戦されました。

Sさんの連続組手、素晴らしかったです。

何がか?

お年の事を言うと大変失礼かと存じます。

当然ですが、反応速度やスタミナは、若い人には到底敵いません。

その中で、最後まで相手を恐れるような仕草は一切見られませんでした。

次々と掛かってくる若い対戦者に対し、

恐怖に負けない強い心・技術を習得されておりました。

 

以下、緑帯以上の連続組手完遂のみなさんです。

進行補助に来てくれた黒帯のみなさん、ありがとうございました。

前列の3人、新しい黒帯が早くも似合っています☆

考えてみると3人とも、全四国大会の優勝経験者ですね。

これからも努力精進し、より高い段位の取得を目指して頂きたいです。