高松東道場・ビギナー45クラス。
少人数なので、ほぼマンツーマン的な指導が出来ています。
で、ドンドン上達中であります🎵
この年代には、厳しさは基本的に不必要です。
他人に迷惑をかけまくる、よほどひどい子がごくたまに見られますが、そのレベルの子に対してだけは厳しく接します…
私は、他人に対し、厳しい事を言うのは本当は苦手です。
でも、職業上、空手の先生として、ある意味で「演じて」います。
それは、みなさんの上達や成長を考えて。
このビギナークラスは、本来の私の性格のままの指導をしているので、気持ち的にとても楽しく稽古指導出来ています。
ここから始めて、後に全四国大会で優勝出来る選手にまで成った子がたくさんいます。
そしてその子達は、総じて国立の難関大学と言われるところに進学しました。
三才、四才からの武道教育、とても重要だと私は考えています。
続いてキッズクラス。
新入会のお子さんが複数いるので、5月までは基礎中心の稽古を行います。
今日の稽古は、後半はミットトレーニング。
蹴り方もですが、ミットの持ち方も上達出来るように稽古して頂きました。
そしてジュニアクラス。
今年度の高松東道場ジュニアクラスは黄金期です。
打てば響く子がたくさんで、指導する稽古レベルがドンドン上がります。
ゼネラルクラス。
基本・移動・型をしっかり行い、試割りの稽古へと。
「試割り」は、めったに指導しない稽古です。
神秘的な技術はありません。
全て科学的に説明出来ます。
今日は科学的に試割りの技術をレクチャーし、みなさんにチャレンジして頂きました。
割れたか、割れなかったか。
はっきりと結果が出ます。
居合道の試し斬りと似たところがあるかと思います。
身体操作が正しければ成功する、と。
結果がすぐにはっきりと出るので、やっていると面白いです。
幼稚園児の頃から稽古に来てくれているりょうすけ君、試割りがとても上手でした。
長年の修行の成果ですね。
黒帯の沖野初段は、当然ですが試割りもとても上手に出来ていました。
筋力や勢いだけで強いのではなく、きちんと空手の技能が身に付いている証拠です🎵
身体の使い方が上手な子は、型が上手いです。
そして、試割りも上手です。
りゅうのすけ君、とても上手でした。
小学生で全ての項目をクリア出来たのは彼だけでした。
たいが君は始めての経験でしたが、とても上手に試割りが出来ました。
もって生まれたセンスでしょうか。
丸亀市錬成大会の試割りの部、誰が優勝するか全く分かりません。
楽しみです🎵
後半は組手稽古中心で進めました。
試割りと組手では、必要な技術が大きく異なりますが、目的を達成するために中心を貫くという技術は同じになります。
今日は試割りの稽古に時間を大きく割きましたが、モノを破壊するための理論をご理解頂けたかと思います。
倒すためには、
急所(中心)を見いだし、
自身の武器(強いところ)を、
相手の弱いところ(急所)へ、
最大のスピードをもって、
体重を乗せて打撃する。
そして、
動かない相手を打つのは容易。
でも、動く相手を打つのは困難。
では、強打を受けないためには動けば良い。
中心を見いだされないように、
頭部や上体は常に角度を変え、
相手の攻撃に対しては、肘や膝(強いところ)で急所(弱いところ)を守れば良い。
試割りの稽古から、たくさんの学びがあります。