YouTubeの新極真会オフィシャルチャンネルで、第8回全世界空手道選手権大会が放送されていました。
結果を知っている私と、結果を知らない息子たちと一緒に観戦しました。
この大会は、四国・岡山合同稽古でお会いする師範・師範代方の若かりし全盛期の頃です。
知っている先生が登場する度に歓声を上げる息子たち。
「がんばれー!!」と、先日のパリオリンピックの柔道競技を観戦している時のテンションで。
「あっ、阪本師範や!がんばれーー」
「石原師範の後ろ蹴り、かっけーー」
「前川師範、でかいドナタスに勝ったんや!?」
「逢坂師範、こんなに強かったんや!!」
良い意味で、いまの試合とは反則の取り方が違ったこの時代。
反則を取られない方が勝つのではなく、
強い方が勝つ試合でした。
塚本師範がバレリーに負けた時、東京体育館は凄いどよめきでしたが、我が家も凄いどよめきでした…
「あの塚本師範が負けるんや」と。
これも真剣勝負だからこそです。
そんな息子たちも、低いレベルですが試合をたくさん経験しています。
ですから、
フルコンタクト空手のトーナメントの過酷さは、身に染みて実感しています。
この世界大会のレベルで、1回戦から2回戦、3回戦、4回戦、準々決勝、と試合を重ねて行くことに驚愕していました。
「延長2回目でこんなに動けるんや???」と。
また、延長2回を終えての体重・試割り判定。
今では試割り判定が休止されているので、今の人には新鮮に見えるようです。
素手素足で真剣勝負を連続して4~5試合。
そして勝てばまた次の試合。
とても過酷であります。
で、
一本勝ちしてもガッツポーズをする選手はいない。
また、試合場や見えるところで泣き崩れる選手もいない。
オリンピック柔道を悪く言う訳ではありませんが、
我々の空手道の素晴らしさを息子たちが語っていました。
「これがカッコええんや」と。
次の合同稽古、子どもたちが各師範方を見る目がキラキラしているかもしれません✨
そして「この大会、生で見たかった」と。
私の師がいつも「見ている人が感動するような試合をしなければならない」と仰られていました。
空手の技術だけでなく、
一本勝ちしてもガッツポーズしない、
負けても感情をあらわにしない、
など、そこには精神面の指導もありました。
「何が格好良いのか?」
美意識というのかと思いますが、
昔からの日本人としての美意識を伝えていく事、
とても大切な事だと改めて気付きました。
第8回全世界大会に出場された選手のみなさん、
ありがとうございました。
高松北教室。
来週から、二週連続で月曜日が祝日になります★
次のこちらでの稽古は月末です。
体が鈍らないよう、自主トレをしていてください。
支部内出稽古も大歓迎ですよ。
高松東道場。
高松中央道場・スパーリングクラス。
丸亀南道場。
しん初段、ベンチプレス1RMの記録更新✨
おめでとうございました。
私も一緒にトレーニングしています。