強くなれ、やさしくあれ

今日は初の子供クラス・上級稽古でした。
かっこいい名前にしようと「ジュニア・アスリートクラス」としました☆
このクラスは、私の信念である「子供は大人のミニチュアではない」を覆す指導をします。普段の私は、年齢による運動発達学を元に、誰にでもできる空手を指導しています。空手を学んだ事により、自信を持つ(=自分を信じられる)子に育ってもらいたいからです。

子供は大人になりたいものです。しかし、親や学校はいつまでも子供扱いをする。しかし、このクラスは子供を大人扱いする事により、より自覚を持ってもらおうという狙いがあります。今日はともや、かずま、はるかが休みだったので、内容を緩くしようかと考えましたが、当初の考えを実行しました。

いつもより遥かに厳しく指導しました。生徒や父兄の皆様は「先生は今日は機嫌が悪いのかな?」と思われたかも知れません。しかしそうではありません。土曜のこのクラスは、あえて恐い先生を演じています。土曜のアスリートクラスに出ていることが自信になるような、またステータスになるようなクラスにしたいと思っています。

礼法から始まり、準備運動、基本など、全て大人と同様のモノを要求します。型も厳しい目で見ます。審査会時よりずっと厳しく見ます。
当然、激しい組手稽古も行ないます。サポーターの付け方から厳しく指導しました。

子供達がどう感じてくれたかは分かりませんが、この厳しさを乗り越える強い子に育ってもらいたいです。そして誰よりも優しい人間になってもらいたいです。
私は、本当の優しさというものは、厳しさを乗り越えた人間にしか出せないものだと思っています。