泣き

キッズクラスでは、基本が一通り覚えれている子が多かったので、ミットを蹴ることと、その技を受けることを稽古しました。
サポーターを着けて、ふたり組で攻撃技とその受け方を指示して稽古させたのですが、たくみとりくとが上手でした。
たくみは年長なのと、帯もオレンジ帯ということもあって上手なのは分かるのですが、りくとは年中でしかも初心者なのに上手にできていました。
初めて習った動作をしているようには見えませんでした。
前にも書きましたが、やはり彼の前世は…
たつやが正拳での板割りに成功しました。
たつも確実に強くなってます!

ジュニアクラスはアドバンスクラスだったので、少々むずかしめ&きつめに指導しました。
試合が近いこともあり、試合に則した内容の稽古だったので、非常にハードだったと思います。
泣きそうになるのを堪えて頑張る子、堪えきれずに泣いてしまう子も見られました。
今日泣いてしまった子に言いましたが、最初からみんな強かったワケではありません。
痛い思いや苦しい思いをして、それを乗り越える稽古をしてきたから今強くなっているんです。
そして、今も努力しているから、ドンドン強くなっているんです。
今日は泣かされてしまったけど、それをバネにして頑張ってほしいです。
強くなる方法を教えるのが先生の仕事です。
それを実践して強くなれるかどうかは、みんなの稽古への取り組み方で決まります。
故大山総裁はこういう言葉を遺されました。
「牛を川に連れて行くのは飼い主の役目。しかし、そこで水を飲むかどうかは牛次第だよ」と。

一般クラスは少ない人数でしたが、基本と移動を中心に良い稽古ができました。
私は基本・移動を正確にきっちり稽古すると、整体治療を受けた後のような感覚になります。
狂っていた体のバランスが整ったというような感覚です。
みなさんはどうでしょう?

稽古後、愛媛支部の野本師範代からお電話をいただきました。
中四国交流大会の件での打ち合わせだったのですが、何と443名の選手がエントリーしているそうです。
こりゃやりがいのあるトーナメントになりそうです。
高松の選手は、裏方さんに徹して下さっている愛媛支部のみなさま方へのお礼の意味も含めて、当日は素晴らしい試合を見せてほしいと思います。