良い指導

空手道の指導とは。

大人の場合は、鉢植えの観葉植物を育てるイメージ。

子供の場合は、種を撒いて水をやり、後に芽が出てつるが伸び、花を付けるのを見守るイメージ。

あくまでも私の個人的なイメージです。

どちらが大変でしょう?

どちらも大変です。

やりがいがあるのは?

どちらもやりがいがあります。

このようなことを悩める自分が幸せだと思います。

抽象的すぎて意味が分からないかもしれませんが、今日はうまく指導ができませんでした。

どのクラスの何がとは言いません。
たぶんみなさんは気にしていないでしょう。
しかし、私は空手道を指導するプロの一人です。

注意をする時、色々なことを想定して注意します。

こう言ったらこの子はこういう反応をするだろう。
だから、このように言おう。

或いは、こう言ったらこの子はこう考えそうなのでこう言おう。

などなど。

その子に合った「最適な注意」をしてあげることが、その子を最大に伸ばすことになります。

しかし。

今日は、全く予想しなかった反応をされてしまいました。

結果オーライで、今日の対応で良かったのかも知れません。

もし自分がその子自身だったら?
もし自分がその子の親だったら?

瞬間的にそこまで考えて指導しなければいけません。
今日はできていたのでしょうか?

稽古指導は毎回変わります。
同じ稽古指導は二度とありません。
良い指導ができるよう、まだまだ努力精進が必要だと感じた今日です。