「フェリー通り」の名称は変わらないのか?

来月に廃止される、高松-宇野間のフェリーに乗ってきました。

たくさんの方が働いておられましたが、その方たちの職が無くなってしまうのですね。
きょう現在でも、一人の方がいくつかの業務を掛け持ちでしていました。
例えば、売店の売り子と食堂のレジ係を兼務、など。
よって、子供にお菓子を買ってあげようと思っても、売店のレジに人が居ないので購入することができないのです。
しばらく待っていたら、あちらの方からおばちゃんが走ってきて…
少々、いや、かなり気の毒に思いました。
そのように、人件費を大きく切り詰めて切り詰めて…
おそらく昇給などもほとんど無かったのでは?

瀬戸大橋の利用で、我が家から岡山までが1200円。
時間にしたら一時間以内で岡山市に着きます。

しかし、フェリーの利用だと高松港まで行かないといけない上に、割引きクーポンを使って2500円。
我が家から高松港まで行くのに一時間ぐらいかかります。
フェリーが一時間。
宇野港から岡山市までが30~40分。
そりゃ瀬戸大橋に客足が流れます。

幼少の頃、瀬戸大橋はまだありませんでした。
岡山に渡るには船しかありませんでした。
フェリーと連絡船がありました。
連絡線は大分前に廃止されましたが、幼少の頃、その連絡船で岡山へ渡った記憶があります。
船から国鉄への乗り継ぎの時間が短かかったのでしょう。
幼い私が知る由もありませんでした。
しかし、宇野港に着く少し前、船内の大人たちが殺気立っていたことは理解できていました…

宇野港に着いたら、猛ダッシュで1kmほど離れた国鉄宇野駅へ…
私を抱っこして走っていた母は、さぞ大変だったことでしょう…
今となっては良い思い出です。

そんな「宇-高航路」が完全に無くなってしまうのが残念です。