頑張れるのだから頑張る

昨日の高松西道場のキッズビギナークラスの様子です。

今春に入門の白帯のみなさんと、
昨年に入門して、現在オレンジ帯になった4名の子が出席してくれました。
私が全体指導をして、オレンジ帯の先輩たちが細かいトコロを修正していく方法で稽古を進めました。
オレンジ帯のみなさん、上手にお手本をしたり、出来ない子に上手く教えてくれておりました☆
みなさん凄いです♪
私ですが、
時おり、涙ぐみながらの稽古指導でした…
子どもたちに悟られないように、いつも以上にテンションを上げて…
次のキッズクラスは、三嶌先生に代行のお願いをして。
あ、その次のジュニアクラスも。
急な代行要請だったのに、快く受け入れて下さいましてありがとうございました。
お陰様で、お通夜に参列できて本当に良かったです。
お通夜に参列させて頂いた後、
とてもではないですが、
道場に戻って稽古指導をしようという意欲が湧いてきませんでした。
ゼネラルクラスも代行指導してもらおうかと思いましたが、
元道場生のNくんの姿を思い出し、
彼に負けないように頑張る事にしました。
その昔、彼が小学生の頃、
「お前はもっと出来る! まだ頑張れる! 頑張れー!」と言って、よくお尻を叩いていました。
その彼が、お通夜の席であんなに頑張っていたのだから、
自分も気合いを入れて責務を全うせねば、と思い直し。
道場に戻り、ゼネラルクラスの稽古指導から入らせてもらいました。
ゼネ後の選手強化練習も、
みなさんが頑張ってくれたので、私も心を保つことが出来ました。
今日はご葬儀でした。
初期の頃の保護者のお母さまが、なんと名古屋からおいで下さっていました。
故人様のお人柄ゆえにと思います。
長男のNくん、今日も心を乱すことなく強い男でした。
小学生の頃にお母さんが運転していた自動車を、今日は彼が運転していました。
その昔、その自動車でいつも稽古に来てくれていました。
もちろん、運転はお母さまで。
時の流れを感じました。
10年ぐらい前の稽古後の事です。
稽古での不甲斐ない彼の姿に、
厳しくつっこむお母さまのコメントが。
それを柔らかくかわす彼のコメントが☆
吉本新喜劇のような完成度の高さで、いつも大笑いさせてくれました…
これからですね。
これからが大変だと思います。
いつでも何でも言って来て下さい。
「困ったときはお互いさま」という言葉がありますから、
本当に遠慮なく。
そして、
故人様には、山ほど「借り」があります。
たぶん、「そんなモノないですよ~」って、仰るでしょうね。
その姿も、その声も頭に浮かびます。
でも、
私はたくさんの借りがあると思っていますので。
心よりご冥福お祈りしますし、
おせっかいでなければ、今後も何かしらのお手伝いが出来ればと存じます。
命があれば、頑張れます。
頑張れるのだから、頑張らないといけないです。
頑張りたくても頑張れない方に対して申し訳ないです。
頑張ろう。