この最近多い事。
お電話での、お子さんの入会についてのお問い合せ時に、
「たくさん空手道場がありますが、違いは何でしょうか？」というご質問が少なからずあります。
ここでは書きにくい事を、結構突っ込んでお聞きになられる方もいます★
私としましては、
よく存じ上げない、よそ様の批判に繋がるような事は言えませんので、
うちの道場の事のみをご説明させて頂いております。
一番良いのは、通える範囲の道場の稽古を全て見学してみる事かと思います。
同じように見えて、全く違うという事もあるのかもしれません。
ちなみに私は、
緑健児の直弟子として、
新極真会が一番の空手道場だと思っていますし、
一番でなければならないと思って、
道場の稽古指導や運営に当たらせて頂いております。
今の時期、大切なお子さんを預ける空手道場を探している方も多いと思います。
今日の高松東道場の稽古の様子をレポートしますので、
参考にして頂けたらと存じます。
ますは、キッズビギナークラス（１６：００～１６：４５）。
当道場では、幼い子どもたちが集中できる時間として、
４５分間のショートタイムのクラスをご用意しています。
このクラス、お母さんも一緒に稽古している方もおられます☆
親子参加、大歓迎ですよ。
上の写真、初心者が習得に苦労する「下段払い」の稽古中のものです。
もちろん、最初は誰一人できません。
しかし、根気よく繰り返し稽古していきます。
そのうちに、何回かは出来てきます。
それでも稽古を繰り返します。
結果、みんな出来るようになっていきます。
このように、「やれば出来る」という成功経験を幾度も積み重ねていくことで、
困難な事にも前向きに挑戦していく、心の強い子が育って行きます。
今日の稽古に出席のみなさん、お疲れさまでした☆
下段払いですが、これから上達するに従い、
型でもたくさん出てきますし、組手でも多用する技になります。
頑張って自分のモノにしていきましょうね！
続いて、キッズクラス（１７：００～１８：００）。
基本稽古・移動稽古・型稽古・ミット稽古・組手稽古をバランスよく稽古します。
その中でも、
心の強さを得ることはもちろんですが、
身体能力を向上させることに力を入れています。
この時期は、筋力や筋肉はあまり発達しません。
が、それなりのレベルにまでは持って行けるように指導します。
重視しているのは、
柔軟性の向上、平衡感覚の向上、心肺機能と筋持久力の向上です。
空手の稽古は、体を左右均等に使います。
また、柔軟性が必要なので、ストレッチ運動にも多くの時間を割きます。
両手両足が自在に使え、体も柔らかくて、心も強く頭の回転も速い子になります。
結果、勉強もできるし運動能力が高い子になります。
運動能力の高い子は、学校のクラスでもリーダー的な存在の子になっていきます。
結果、明るくて積極的な性格の子に育って行きます。
最後はジュニアクラス（１８：２５～１９：３０）。
キッズクラスよりも一段階上のレベルで、
基本稽古・移動稽古・型稽古・ミット稽古・組手稽古をバランスよく稽古します。
型稽古を重視していて、じっくりと行っています。
型稽古は、身体能力を上げる効果はもちろん、
集中力をつける訓練にもなります。
また、正しい姿勢や呼吸法が身につき、
身のこなしが美しくなるし、
体がとても丈夫になる効果があります。
型と同じく、組手稽古も重視しています。
当道場では、寸止め制ではない組手稽古を採用しています。
一見、寸止めは当てないから安全で、
当てる空手は危険だと思われる方も多いかと思います。
実は、それは全くの間違いです。
当てる空手だから、
体を鍛える稽古をしっかり行います。
技術面では、受け（ディフェンス）の稽古を十分に行います。
ですので、組手稽古でのケガはほぼ皆無です。
実際問題、寸止めの方がはるかにケガが多いと、ある統計に出ておりました。
理由ですが、
当てない前提で行うのに、実際は多く当たってしまうから。
また、攻撃のスピード重視の稽古が多く、受けの稽古が少ないから。
何より、当てられても大丈夫な体を作る稽古が足りていないから。
だ、そうです。
私はよく存じ上げないのですが。
で、
最も大切な精神面ですが、
組手稽古の際、
対戦してくれる相手への「心をこめた礼」をきちんと行うように厳しく指導しています。
相手をきちんと尊敬・尊重した上で行う組手稽古ですから、
強者は弱者を労わる組手を行いますし、
強者同士は切磋琢磨してお互いを磨き合うことを自然に行うようになります。
理不尽なイジメやしごきなどは一切ありません。
お子さんに、
人生を生き抜く強さを得るため、
真の意味で強くなってほしいと願う方、
「空手」が良いと私は思います☆
何処の道場が良いかは、まずは通える範囲にある所でしょう。
その中で、実際に見て選ばれると良いかと思います。