ライブ

県をまたいだ移動制限の解除が行われました。
吉本興業では、お客さんを入れての漫才を見せる舞台を再開したそうです。
芸人さんへのインタビューを見ました。
「お客さんの反応がすぐに見られるのがとてもいい」と。

        

そうですよね。
私のいつもの稽古指導、言ってみれば「舞台」です。
私の投げかけに、みなさんが応えてくれる事で成り立っている「ライブ」なのかもしれません。

        

コロナ禍の中、
オンライン稽古や、支部のグループLINEの中でYouTubeでの動画配信などを行なってきました。
全力で「ライブ」をお送りしたつもりですが、
疲労感がいつもの稽古指導の数倍上に感じられました★
理由は、みなさんのリアクションが分からないから。
その中で、次々と事を進めて行くのは、本当に疲労度が高かったです。

        
(ですが、一流の漫才師さんたちと同じ感覚であること、素直に嬉しく思いました♪)

        

さて。
「疲れ」の見えるお子さんが少なからずいらっしゃいます★
例年なら、4月に入ってすぐか、5月のGW明けに見られる現象です。
今年はいつもと違う状況です。
少し暑くなってきた、6月から新生活がスタートしています。
そして、小学校は7時間授業だったりします★
お子さんが抱えるストレス、本当に大きいと思います。

        

疲れが見えるお子さんをお持ちの保護者さまにお願いがあります。
「たまにはズル休みもOK」
そんな気持ちで、お子さんに向き合って頂けたらと存じます。

        

変化に適応する事が苦手な子もいます。
「見る・聞く」が苦手な子もいます。
相手のリアクションを感じる事が苦手な子もいます。

        

「北風と太陽」の童話のお話ではありませんが、
無理にさせるのではなく、そうなるように導く事が肝要です。
あっ、「本人の意思に任せる」みたいな、放置はダメですよ。
それは、「育児放棄」です。
間違いなく楽な方に流れていき、ダメ人間になりますから。
大切なのは「正しく導く事」です。

        
「正しい事を
 正しい方法で
 正しい理由のためにしなさい」

        
これを根幹に置くことが大切です。
でも、
疲れたら、回復のために少し休んでも良いよ、と。
回復したら、また頑張ろうね、と。

        

お悩みの方、ご相談頂ければ、
ご一緒に良い導き方を考えさせて頂きたいと思います。