愛のムチ

最近、一部の子供に稽古中の悪ふざけが見られるようになりました。
明るく楽しく取り組むのと、ふざけるのは全く意味が違います。
悪ふざけをしている生徒を私は叩きます。
なぜなら、一歩間違えば他人を傷つけてしまう、または自身を傷つけてしまうかもしれない「空手道」を稽古しています。また、その稽古をする場は、礼節(礼儀と節度)を重んじる道場です。
悪ふざけは絶対に許しません。

それと、子供クラスでは稽古後にアメを配っているのですが、
この最近、特定のクラスの稽古後は毎回包み紙が道場内のどこかに捨ててある。
もう10回目ぐらいです。ほとんどの子は私との約束を守って、ゴミは持ち帰っているのですが、毎回1~2つのゴミが捨ててある。
「落とした」のなら仕方ないかと思うところもありますが、ビッグミットの裏、ソファーの下、テレビ台の下などにいつも押し込んであります。明らかにワザと捨てています。私が翌朝に掃除をしている時にしょっちゅう見つけてしまいます。
こういうことはしたくなかったのですが、特にひどい、月曜のキッズ&ジュニア、水曜・土曜のキッズではしばらくアメの配布を中止します。

幼小児期の子の心理として「この人にはどこまでやったら叱られるか」をもの凄く観察するというのがあります。
稽古中に勝手に場を離れても叱られないかな?
ふざけても叱られないかな?
などなど、あどけない顔をしながらも、実はもの凄く冷静にこちらの動きや表情を観察しています。ある意味、非常にズルイ生き物なのです。

私は小学生以上ならばすぐに叱りますし叩きます。
子供が「どこまでやったら叱られるか?」を私に試すとしたら、その答えは「即怒鳴りつけてビンタ」です。
体罰について、いろいろ言われていますが、我が道場は公立の学校ではありません。体罰肯定です。全ての子供達を、愛情と情熱を持ってお預かりしています。人として間違った方向に進んでいる子は、叩いて真っ直ぐに直します。
私の愛のムチです。