おめでとうございます

クラスによって、難易度を明確に変えていることはよく書いています。
そして、難度の高いクラスでは、各個人の力量に合わせて指導内容を変えています。
キッズクラスや初心者を対象にした稽古では、余裕でできることをたくさんさせて、自信をつけてもらうようにしています。
しかし、上のクラスでは余裕を持ってできるようなことはさせません。
その人その人に合わせて、また、その日の体調を考慮して、ギリギリでクリアできるような課題を与えています。
それが上達への一番の近道だからです。

最年長のYさんが、今日が五十回目の誕生日だったそうです。
その誕生日にも道場にやってきて、試合間近の激しい選手稽古をこなして帰られました。
Yさんに課すハードルは徐々に高くなり、現在のそれは決して低いものではありません。
しかし、毎回最後まで懸命に頑張ってクリアしていきます。
今後は今よりハードルを高くする予定はありません。
この量をこなせる体力と気力を、できる限り長きに渡って維持していただけたらと思います。

Yさんより遥かに若い人。
もう少し頑張ってください。
できないことはさせないし、しろとも強制しません。
逃げなかったら道は開けると思います。

Yさん、お誕生日おめでとうございました!
無理のないよう、一歩ずつ前進していきましょう!