自己肯定感を育む

今年度は本当に激動の一年でした。
そんな年に入門してくれたみなさんが、先の昇級審査を見事にクリアしてくれました。
例年のように、
順を追って少しずつ難しい事を稽古して、
そして試合も経験して、という導きをしてあげられなかったみなさんです。
ビギナークラスを2年間やるようになるのかな?と思った事もありましたが、
多くのみなさんは、きちんと間に合わせてくれました☆
今日は板割りに挑戦したお子さんが3名。
     

実は、
板は自然の素材のものなので、全てが均一の強度ではありません。
考えてみると当たり前の事ですが。
     

一回で出来た子は、技術が高かったのかもしれませんし、
もしかしたら板が割れやすいものだったのかもしれません☆
     

数回かかった子は、割れにくい板に当たったのかもしれません。
または、単に技術が低かっただけかもしれません★
     

私は、一発で見事に割った子は凄いと思いますし、
数回の失敗を経て、最後に完遂出来た子も凄いと思います。
いや、失敗の後に成功する子の方が、精神的には凄いのかな、と。
どちらも素晴らしいのは間違いないです☆
     

私の道場では、稽古出席回数に応じて、お子さんには板割りに挑戦して頂いています。
週2回ペースの子は10か月に1回ぐらいでしょうか。
熱心に稽古に来てくれている子は、半年に1回ぐらいのペースかと思います。
なぜこれを行っているのかと言いますと、
容易ではない事に挑戦して、成功体験を積んでほしいからです。
     
幼少の頃の成功体験は、「自己肯定感」を育みます!
※ケガ防止のため、板割りの試技は3回失敗すると終了とさせて頂いています
     

もしも成功しなかった場合、次回で成功するように導きます。
結果、「やればできる」という事を、幼いうちに経験してもらうようにしています。
この経験は、一生の財産になります。
はやと君、はくと君、はなちゃん、よく頑張りました♪
     

現在のビギナークラスの稽古ですが、
キッズクラスにスムーズに移行できる為の稽古を行っています。
(移行しない子もいますが)
     

キッズクラスでは当たり前に行っている技術を、
説明を細かくしながらじっくりゆっくりと、という感じで。
学校で例えると、ビギナークラスが幼稚園で、
キッズクラスは小学校の1~3年生という感じです。
教え方も変わりますし、習う内容もグンとレベルアップします。
     

新規の入門者が来られたら超初歩に戻りますが、
しばらくは今日のような感じになるかと思います。
今日の稽古の様子、動画に撮っていますので、
明日にグループLINEで流しますね。
動画を見ながら家でも復習して下さい。
     

今回の審査でオレンジ帯になった方で、
オレンジ帯の教則動画が欲しい方はLINEでその旨をご連絡下さい。
白帯編と同じく、無料で提供します。
(転送やSNSへのアップは厳禁とします)
     

キッズクラスは写真はありませんが、
白~青帯段階までの技術の間違いやすい所をじっくりと稽古しました。
青帯までの技術がきちんと身に付いておれば、
ジュニアクラスに移行しても心配ありません☆
     

ジュニアクラスは基本稽古と移動稽古で空手の身体操作の確認を。
組手稽古では、各種の受け技が習得できているか確認。
「受け重視」が私の指導スタイルです。
受ける→避ける→合わせる、と技術は進んで行きます。
まずは「受け」から。
受けるためには、相手をよく見る事。
しかし、目に見える部分だけでは受けが間に合わない。
そこで、読むことが必要と気付く。
読むためには、目に見えない所にも気を配るようになる。
     
この思考、社会に出た時に大きな武器になります。

     

ゼネラルクラスの今日の数字は「3」。
ついに3になりました★
来週は2になります。


来週も再来週も再々来週も、多くのみなさんで稽古しましょう!