基礎的な方法を身につけているかどうか

四国内と岡山での試合が決まってきました。
    

8/1(日) 中国錬成大会(岡山市・ジップアリーナ)
8/8(日) 四国錬成大会(高知市・サンピアセリーズ体育館)
    

また、6月から四国・岡山合同稽古も再開の予定です。
そして、12/11~12に、大阪府立体育会館にて、
カラテドリームフェスティバル全国大会2021と第53回全日本空手道選手権大会が開催されます。
出場を希望する方は、今から準備開始です!
    

※上記、新型コロナウイルスの感染拡大状況により、変更する場合があります。
    

さて。
今日も各道場で春らしい稽古となりました♪
高松中央も丸亀南も体験入門の方がお越し下さいました。
どのぐらいで上達が目に見えてきますか?と問われます。
私は、正しく稽古に取り組んで頂ければ、
週2ペースで半年も続ければ、目に見えて強くなった事が分かりますよ、とお答えしています。
    

週1だと上達しませんか?と問われる事もあります。
もちろん、週1でも少しずつ上達します。
しかし、週2の子の半分以下の速度での上達になります。
週3の子もいますから、その子とは比較にならないかもしれません。
中には、週1でもドンドン上達するお子さんもいます。
その子は、他の習い事で体を鍛えている子です。
また、集中力がとても高い子です。
そのケースだと、週1でも試合で活躍する子はいらっしゃいます。

人の記憶は凄く弱いモノです。
「正しい稽古をする事」と「繰り返しての復習」が、上達への何よりのミソになります。
    

丸亀南・子どもクラスは、火曜日は試合で勝つための稽古の割合が高くなります。
今日は基本稽古を全種目・全力で行ったあとは、
ミットを使って、試合で必須になる技術・技能を稽古して頂きました。
5/9、坂出市空手道錬成大会に向けて稽古を頑張りましょう!
    

ゼネラルクラスも多数の出席者があり賑わいました♪
基本稽古・移動稽古は空手の命です。
当道場では、テーマを持って毎回細部まで拘って稽古しています。
そして、火曜日は型を磨く稽古がメインとなります。
先週に引き続き「五十四歩」を。
この型は、本来は高段者用の型です。
しかし、型競技試合が始まり、
型DVDが発売されるようになり、
高段者に成らなければ稽古出来ない型ではなくなりました。
うちの生徒さんの中にも、私から一切指導を受けていないのに、
DVDを見て型を覚えたという子も出てきました。
その子たちの型を見ますと、間違いだらけです★
でも、体のキレが良かったりするので、
試合では勝ってしまったりします★
小規模の試合だと、審判をしている人がその型を知らない人だというケースもあります・・・
    

私個人の見解ですが、
五十四歩は、その人が何十年とかけて空手道を稽古してきた動作が、
自然と滲み出るような演武をする型なのかと考えています。
若い人が演武する五十四歩は、力強くキレが目立つものでしょう。
高段者の方が演武する五十四歩は、緩急のついた重みのある深い型になるのかと。
私がお手本で見せる動作がありますが、
それは受け取る人によって、正しい動作ではないものになるのかもしれません。
なぜなら、
これが正解という、正しい動作の無い型なのかと思うので。
    

私が演武する五十四歩は、空手歴35年位の50歳前の人が行っているものです。
私と同じレベルの人にとっては、私の真似をするのも良いのかもしれません。
    
若い黒帯が行っている五十四歩を見ますと、
キレがあって力強いですが、重みや深みを感じません。
年配の高段者の方の五十四歩を拝見しますと、
力強さやキレは感じませんが、
凄く重く感じますし、深みを存分に感じます。
    

五十四歩、とても面白い型です。
私も練り上げがまだまだ足りない型です。
キレは若い黒帯にかないませんが、
若い黒帯には出来ない部分を追求して行きたいと思います。
    


型の後は、ミットで内廻し蹴りを研究。
最後はスパーリングで検証。
    

空手道の稽古、楽しいです。
ゼネラルに移行してくれた新中学生のみなさん、
時間作りが難しくなって行きますが、出来る人は出来ます。
頑張って、楽しい空手を学び続けて行きましょう!
    

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