入会ラッシュ

四月に入り、最初の土曜日・高松西道場の稽古でした。
今日は多数の新規入会の方がお越し下さいました☆
たくさんの習い事、
たくさんの空手道場がある中、
新極真会原内道場を選択して下さった事、とても嬉しく思います。
各年代のみなさま、
人生を豊かにするカラテライフを楽しみましょうね♪
      

順番は前後しますが、朝は丸亀南道場から。
ソフト空手クラスはショートタイム(45分)ですが、空手が上達する為に必須の稽古をきっちり行います。
競技選手クラスはフィジカルを鍛え上げる事と、試合ルールのスパーリングをみっちり行います。
試合で好成績を挙げたい方は、参加必須です。
直近の試合が決まりましたら、試合ルールや試合時間に合わせたミット打ちを行います。
辛く苦しい稽古を積み重ねた量が、試合当日の心の強さになります。
朝練は厳しいですが、結果を求めるなら当然の努力です。
      

高松西道場、キッズビギナークラス。
新規のお子さんがいますので、動画をたくさん撮りました。
明日にグループLINEの方に流しますのでご覧下さい。
      

「もっと厳しいのかと思っていました」と耳にする事が多いです。
稽古が甘すぎると思われてますかね(;^_^A
ビギナークラス、確かにそうかもしれません。
私がビギナークラスの稽古指導で参考にしているのは、「公文式」です。
私自身、小学生の頃に通っていました。
公文式というのは、基礎からの確実な積み上げで力を付けていくという学習方法です。
先のステップで躓いたら、前のステップに戻るという学習の仕方をします。
曖昧なところを残さずに、確実に出来るようになるまで、
何度も同じ課題を繰り返してドリルします。
ビギナークラスの3~5月は、簡単すぎるとお子さんが仰るかもしれません。
でも、それはとてもとても大切な基礎の部分なのです。
100点で満足ではなく、120点レベルまで磨いて頂きます。
ここまで基礎が完璧になると、この後の技術はスルスルと身に付いて参ります☆
      

基礎というのは、
空手道の技術であったり、
運動能力の向上であったり、
精神性を磨く事であったりします。
      

運動能力の向上ですが、ビギナークラスとキッズクラスで行う体力強化のトレーニングは、
小学校で行うスポーツテストの種目で高得点が取れるようになる種目を行っています。
室内ですので、ボール投げが出来ないのですが★
ちなみうちの道場生のみなさん、スポーツテストで好成績を出す子が多数です♪
腹筋、立ち幅跳び、柔軟性は満点の子がほとんどです。
ただ、ボール投げだけが点数が低いという子が多数なのも事実なのですが(泣
      

キッズクラスは型を磨き、ジュニアクラスはスパーリング中心の稽古としました。
(すみません、写真無しですm(__)m)
      

ゼネラルクラスに、久々の新入会の方がお越し下さいました♪
昨年の春、多数の方が体験入門に来られたり、お問い合わせがありました。
が、
コロナ禍のため、誰も入会されませんでした★
その当時の事を思い返しますと、当然の事だと思います。
だって昨年の今頃は、新型コロナウイルスに罹患したら即死亡というような雰囲気でしたから。
実際は、罹患してもほとんどの方が無症状だと。
私の知り合いでも、罹患したという人はいます。
が、無症状だったそうです。
私の知り合いや、知り合いの知り合いまでを含めて、
新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方は皆無です。
これは奇跡的な事なんでしょうか。
このブログを読まれている方は、
知人で新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方はたくさんいらっしゃるのでしょうか。
新型コロナウイルスを甘く見る事は決してありませんが、
必要以上に怖がる事はないのかな、と私は思います。
きっちり予防策を取って、
免疫力が下がらないような生活を送っておれば、
私たちは高確率で罹患する事はないのかと。
      

ゼネラルクラスの稽古、20人超で大盛況でした。
帯で言うと、
上は黒帯・弐段が2名から始まり、
下は本日入会の白帯まで。
年齢で言うと、
上は50代から下は10代前半まで。
今日のような日、実は稽古内容の構築がとても難しくなります★
      

私は稽古開始前の5分間ほどで、その日の稽古内容を決めます。
みなさんのお顔を眺めながら。
で、結論が、
「今日はムズい!」
      

どんなに難しくても、
みなさんが「来てよかった」と思える稽古を提供するのが私の仕事です。
では、どのように組み立てているのか?
指導員の先生方は必見かもしれません☆
私は、まずはゴール地点を設定します。
そのゴール地点に向かうまでの道のりに、
基本・移動・型・ミットなどの稽古をどのように用いるかを考えます。
ちなみに、
今日のゴールは、「突きと下段蹴りでスパーリングが出来る事」と設定しました。
その設定の中で、
不動立ちから三戦立ちを作り、
肘の位置の重要性や中心軸の考え方を伝え、
移動稽古で実戦で使う技を習得して頂き、
対人の稽古で様々な技をたくさん稽古して感覚を磨いて頂くように導きました。
結果、良い稽古が出来ました☆
締めの正拳中段突きで、余力を最後の一滴まで絞り出して終了!
      

以下、先だってお亡くなりになられた、
真空飛び膝蹴りで一世を風靡したキックボクサーであり、
空手家として我々の大先輩である沢村忠先生の近年のお言葉です。
      

「個性・個人の尊重だというけど、
 人は社会の中で生きていて、
 社会には基本的な決まり事やルールがある。
 それは守らなきゃいけない訳です。」
      

「三つ子の魂百までじゃないけど、
 10歳ぐらいまでに身に付いた事というのは、
 大きくなっても忘れない。
 だから小さい頃からやっておかないとダメです。」
      

「気遣い・気配り・思いやり」この三点セットは武道の基本です。
 それさえあればみんな和やかに、笑顔で会うことができるじゃないですか。
 それを子どもたちに覚えてほしい。」
      

そして、
「一人で生きているんじゃないんだぞ!」
      

この最近、自分が子供の頃に見ていた方がお亡くなりになったというニュースをよく目にします。
先輩たちのお言葉を胸にしっかりと抱き、
一日一日を大切に生き、
国の財産である子どもたちに、
正しい道を伝えていかねばと改めて実感します。
また、
オヤジのみなさんには、
人生が楽しくなるステージの提供が出来るようにしていきます☆
大人が人生を楽しんでいる姿を見せる事こそが、子どもへの最大の教育ですから♪