予備審査会

本日は予備審査会を実施しました。

実は初めてです。

対象は、2/26の冬季昇級審査会に申込みをしていたけど欠席した(してもらった)方でした。

 

本人がコロナ&インフルに感染した方。

感染したがもう平熱になっているのですが隔離期間は終わってないので受審しない方が良いでしょうか?の方。

同居家族がコロナorインフルになったのですが…の方。

等々…

 

黙っていればこちらには分からない事で、

シレッと受審する事も出来た方です。

しかし、

自分の利益よりもみなさまの健康と安全を考えて、

受審を諦めてくれた素晴らしいみなさんです。

その方々に対し、予備審査会という事で受審機会を設けさせて頂きました。

 

正直者が馬鹿を見るのが世の常と言われますが、

空手道場ぐらいは、正直者が得をする場でありたいと思います。

いつもはスーツ姿ですが、今日は道着で審査としました。

なぜかというと、

審査会が予定よりも早く終わる見込みだったので、

審査会終了後に大切な部分の稽古指導を行おうと思っていたからです。

 

結果、少しの時間の稽古指導でしたがみなさん凄く上達しました。

 

「なぜこの稽古を行うのか?」を考えながら稽古を積むと成果が上がります。

そして、何が今の自分に足りないのか?

そのために何をしなければならないのか。

それらを「感じる」。

 

「考える」から「感じる」へ。

 

感じ取れるようになったら、上達は加速します。

 

今日の審査会開始前の時間、ただそこに立っているだけのみなさんがいました。

考えられない、感じ取れない事が浮き彫りになっていました……

「今日はここに何をしにきたの?」

「今は何をしないといけない時間なの?」

二つの質問をみなさんにしました。

坂出道場のTさんだけがきちんと返答してくれました。

そうです。

その通りです。

分かっているのなら行動に移さないといけません。

今日は失敗の経験だったかと思いますが、

この経験を今後の人生に活かしてほしいと願います。

 

考える事、感じる事、行動に移す事。

 

これらは、成功者が必ず実施している三つの事です。

 

 

ここ、こな、ありがとう。

二人の上達を感じました。