水曜日の朝は、丸亀南道場の型クラスから。
今日は子どもたちが、丸亀だけでなく高松からもたくさん参加してくれました♪

型クラスのニーズ、高くなっているようです。
高松地区でも、以前のように型クラスをすぐに再開したいです。
私の身体がもうひとつあれば・・・★
            

今日は子どもたちがたくさん来てくれたので、
いつもとは大きく違う稽古進行にしました。
基本稽古、初段までの型稽古を行った後、
「チオン」をじっくりと稽古しました。
チオンとは棒術の型で、故大山総裁の著書でも紹介されている型です。
棒術の型はいくつか稽古していますが、チオンはいつも稽古する型には入れていません。
なぜなら、言ってみればチオンは太極その1的な型なので、
型クラスの稽古で行うには適さないかなと考えているので。
ですが、
今日は初めて棒を触る子もたくさんですので、チオンを稽古してみました☆

            

空手の起源は、棒術だったと言う説もあります。
引き手の存在理由や、
平安2や4の最初の動作、
他の型でも、対・棒を想定した技術が多数存在する事など・・・
            

棒術を稽古すると、新たな気付きが多々得られたりします。
空手が益々面白くなります☆
            

また、
棒を振る事により、身体のトレーニングにもなります。
握力はもちろん、
棒を振る事で遠心力が掛かりますから、体幹安定のトレーニングにもなります。
棒で打ち、突き、受けなどの動作を行うので、手先の器用さが磨かれます。
            

そのような理由から、私の道場では棒の稽古を取り入れていました。
が、この近年は通常の稽古ではやっていませんでした。
試合が多く開催されるようになったので・・・
いま現在、黄帯以下の子は全くした事が無いかもしれません。
            

今日初めて稽古したみなさん、とても気に入ってくれたようです。
夕方からの高松西道場の稽古に来たみなさんたち、
道場にある棒で熱心に稽古していました♪
            

棒を稽古する事で、素手の技術も確実に向上します。
実は、うちの道場は、全道場に棒があります。
みなさん、気付いていましたか?
ドンドン稽古して、棒が身体の一部のような感覚になるまで稽古して下さいね☆
            

棒ですが、専用の棒が武道具店で販売されています。
ネット通販でも購入出来ます。
が、高価です★
そして、長さも種類がたくさんありません★
            

私のおススメですが、「ホームセンター」です。
高松西道場の近くに、某大型ホームセンターがありますよね。
そちらの建材売り場に、稽古にほど良い棒が一本1000円ぐらいで売ってます☆
で、
その棒を、身長+20cmぐらいの長さになるようノコギリで切りましょう。
ニスでも塗れば、自分だけのオーダーメイド棒の完成です♪
(ニス、別に塗らなくても構いません。身長+20cmが、最も扱いやすい長さです。)
            

夏期朝練の第3タームですが、テーマは「型」です。
いま閃きましたが、棒の型をしますかね?
全員分の棒は道場にありませんから、用意できる人は持って来てくれたら☆
河川敷でなら、周りの人や壁や電灯を気にせずに、思いっきり棒を振れますね。
身長に合わせた棒があると、とても稽古しやすくなります。
もちろん、棒なしで稽古に来てくれても全然構いませんので!
道場に15本位ありますから、交代しながら稽古しましょう。