秋祭り

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日曜日、嫁さんの地元の秋祭りに行ってきました。
義父さんが獅子舞いをしていて、それを見るためです。
愛媛県の「某お祭りが盛んな地域」の出身なのでお祭りが大好きで、そして獅子舞いの腕も素晴らしいのです。
義父さんは、この地域で実力ナンバーワンだそうで、神事場(メインの場)での舞いは義父さんに任されるとのことでした。
しかし、もう若い人に代替わりしたいので今年が最後になるかも、ということなので見に行ったのです。

途中で買い物をして、到着が少し遅れそうでした。
こりゃ間に合わんかな、と思っていると、助手席の嫁が一言。
「急いで。」
いつも、スピード出すな、安全運転せよ、と自動車学校の教官並みに安全運転を要求する彼女ですが、今日ばかりは違ったようです。
嫁さんは
「うちのお父さんは、いよいよお祭りが好きで好きでいかんのや~」
と言っていますが、その彼女もお父さんの血を引いているからなのか、私から見たら十分なぐらいお祭り好きです。

なんとか間に合うことができ、義父さんの雄姿を見ることが出来ました。
今年は獅子を新調したばかりだそうで、勝手が違って出来が良くなかったらしいのですが、私には十分素晴らしく見えました。

地域の子供からお年寄りまでが一体となって行う、本当に素晴らしいお祭りでした。私の生まれ育った地域にはこういう習慣が無かったので、少しうらやましく思いました。
効率化ばかりが叫ばれて、ギスギスした今の世の中ですが、今日は本当に心が洗われた気がしました。

※写真は、義父さんがつかう(獅子舞いをすることを「つかう」というそうです)獅子。その後ろで、ビデオ撮影をするうちの嫁です。