こどもクラスについて その2

続きまして、

キッズクラス。

青帯(7級)取得を目的とした技を稽古します。

基本技は、白帯よりも手技が5種増え、足技も4種増えます。
白帯時代とは体の使い方が違う技術が導入されますが、ここでもゆっくりと丁寧に指導します。

移動稽古は、複合技や組手試合で実際に使用する技が増えます。
前足での蹴り、後ろ蹴りなどの回転して蹴る技、組手立ちでのコンビネーションの基礎を学びます。

型は足技太極(そくぎたいきょく)を学びます。
オレンジ帯の段階から、足を手のように動かせる器用さを少しずつ養っていきます。

また、ミット打ちで威力のある技とスタミナを作っていきます。
そして補強運動も増え始め、体力強化により力を入れていきます。

組手も多く行うようになっていきます。
まずは構えと受けをじっくりと説明しながら、

「他人に突かれる、蹴られる」

といったことへの恐怖心を取り除いていくことから始めます。

(↑コレが非常に重要)

受け返しや軽めのスパーリングを多く行い、組手の面白さを理解・体感できるよう指導して行きます。

この辺りまで順調にきてくれると、

「空手大好き」になってくれます♪

好きこそものの上手なれで、ドンドン上達していきます。

審査会で青帯を取得できた子は、キッズクラスは卒業して、ジュニアクラスへの移行をおすすめしています。
ですがジュニアクラスに上がると、教え方も稽古内容も、これまでのキッズビギナーやキッズとは、強度・厳しさが随分と変わります。
本人のやる気と、成長度合を見て移行を決めましょう。